野村勇輔・バス釣り

バス釣りについて深く考えるブログです

ダメで元々

俺は才能があるんじゃないかと思い込んでいた時期もありましたが、これまでの人生で出会った素晴らしいバスアングラーと自分を比較すると、本当に自分には才能がねーなー。と今では茶でも啜りながら考えるぐらいには、深く自覚しています。

 

ていうか今までの人生、基本最初からすんなりとできたことなんてほとんどなかったので、多分何をやってもそういう感じなんだろうな。

 

別に悲観しているわけではなくて、この心のどこかにある劣等感は、自分の釣りのベースになっていて、自分に謙虚さと丁寧さを生んでいると感じます。

 

俺はテキトーにやっていると1匹も釣れないんだと思うからこそ、ボートポジションを丁寧に置くし。

 

釣り方を覚えるのも早いわけではないので、ならば自分の釣りを全力でしてダメだったら仕方ないなと思えるし。

 

そして、ハイシーズンにノーバイトノーフィッシュを食らったとしても、

「ま、俺なんて元々こんなもんだからな」

と思えるからこそメンタルノーダメージ()。

 

最後のは人にとっては逃げじゃんと思うかもしれませんが、僕にとってはそれが精神的な柱となり、向上心の元になっています。

 

以上の考え方がここ一年ぐらいで定着してきて、なんだか今シーズンのバスフィッシングは自分にとってピュアな気持ちで望めそうなんです。

 

3月21日(日)に行った今シーズン初の伊庭内湖も、純粋に自分の考えをぶつけて魚を探せることができて、確実にメンタルが成長しているなーと感じました。

 

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タイニークラッシュLF(ローフローティング)はリザーバーで投げまくってましたが、1匹も釣ったことありませんでした。

チョンチョン動かしてカバーの中からもんどり打って出てくるバスの姿は、脳汁生成ポイント高めです。

 

ちなみに色々チューンしてます。テールをワーム素材に差し替えたり、ウェイトを調整したり。この自由自在感ハマりそう…。

 

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春カラーのルドラSPでも。


タイニーフィッシュがインサイド一歩手前のパラ葦で釣れたので、「これ一歩手前にメスが浮いてるんじゃね?」と投げるとストップ&ポーズですぐに釣れました。

こいつもオスだけど。

 

満足いく魚は釣れなかったけど、自分のこれで釣れるんじゃ?という考えを釣り場で押し通せたのは、最近のメンタルの充実が大きいです。

 

必ずしも強い気持ちを持ち続けることが、プラスに働くとは限らないとは4−5年前だと思えなかったなー。

 

今年は伊庭内湖のローカルトーナメントに一年間通して参加したいなーと思ってます。

 

伊庭内湖のローカルの凄腕のみなさんよろしくお願いします。

 

今シーズンどんな釣りができるか非常に楽しみだ〜。