ジグストとジグスイミング
自分の中で「スローで、強い釣り」という引き出しがなかったので、なんかないかなーと思いオフシーズンの間に日本のトッププロの動画をみまくってました。
その中でもこれだと思う釣りがジグストとジグスイミングでした。
(似てるけど異なる釣りだと思っています)
まぁわかりやすく言うと
キムケンさんが良くやってるのがジグスト、
川村光大郎さんが良くやってるのがジグスイミングです笑笑
3月と4月の伊庭内湖のトーナメントでも貴重な魚を釣れてきてくれましたし、本当に吸収して良かったなーと思うテクニック。
日は浅いですが、僕的な使い分けをご紹介…🤗
まず、ジグストは瞬間的にラインを張るので、ルアーを動かさない時間、ラインテンションはフリーになります。
ジグスイミングは動かさない時もある程度ラインテンションを張っている、、いや、貼らず緩めずぐらいです。
この違いから、同じルアーを同じ速さで動かした時に、
ジグストはどんどんレンジを下げていき、ジグスイミングは一定層を泳いでききます。
※あくまでも個人的な使用感です
あと、スローに中層を泳がせるのにはジグスイミングが向いているので、バスの活性が低かったり、ルアーを追う状況ではない時に出番が多いですかね。。
この違いを使い分けるとジグの釣りが本当に面白くなります。マジで。
個人的には、ジグストの動かし方はわかりやすかったんですが、ジグスイミングはコツを掴むのに時間が必要だったので、この動画を繰り返し見て勉強していました。
ジグスト(ミノスト)とジグスイミングの違いを、動きで見せてくれるので非常にありがたい。。。
今までカバージグってほとんど使わなかったんですが、
この二つの釣りを覚えてからカバージグの使用頻度が急激に上がり、今はどこいってもジグさえあればなんとかなるやろっていうメンタルすらあります。笑
皆さんもお試しあれ✋
伊庭内湖ローカルトーナメント 4月大会 〜ぶっつけ本番〜
前回のブログで書いた伊庭内湖のローカルトーナメント「伊庭内湖エリート」の4月大会に参加してきました!
○釣りデータ
※結構アバウトです。
日付:4/11(日)
天気:晴れ 午後から北西の微風
気温:6〜17℃
水温:11.5〜17℃
水位:普通〜ちょい減水
今回はサブタイトル通りぶっつけ本番。
水温的に魚の状態がそこまで変わってないと予想して、2週間前の試合のイメージのまま釣りをする事に。
自分の中で今日のサーチベイトはカバージグのジグスイミング。
ファーストポイントのマコモとパラ葦が点在するエリアは不発。
その後に入ったボート屋前のパラ葦のインサイドで、マコモの下から40upをキャッチ!
釣り方はジグスイミング。
オスだったので、ちょっと外側にメスが入っているかも?と思い、係留ボートの斜めに入っているロープに沿ってここもジグスイミング。
明らかにアフターのメスが付きそうなスポットでしたが、ここでもオスがヒット!笑
2本目をキャッチして少し安心しました…。
この2本を追いかけようと思い、本湖の上流域へ。
途中サイトフィッシングを試みようとしたりするも、基本的にはジグスイミングのパラ葦、マコモ打ち。
風が強くなってきたので、スピナーベイトを折り混ぜていくもノーバイト。
そこで昼過ぎ頃にステルスペッパー110Sのシェイク巻きで威嚇バイトを取る釣り方を試す。
パラ葦が大きく張り出しているシャローフラットで巻いていると、葦にステルスペッパーが絡んでシェイクで外した瞬間にバイト!
35cmぐらいでした。。笑
こんなスローにやらんと食わんのね〜と思いつつも、メス狙いでスピナベ(ビーブル3/8oz)&10gテキサス(ロッククロー)を投げ散らかすも無。
まぁ、厳しいコンディションandプラ無しの中で3バイト3フィッシュは上出来!
そう思いながら帰着しました〜。
結果は3本で3445g。
2位でした✌️🥈
しかし!
優勝した方は下の写真の一本で3500gを超えるバスを始め、プリメスのバスを3本揃えて6440gでぶっちぎりで優勝!
いやぁ完敗すぎて全然悔しくないっす…💦笑
今回の良かった事として、自分が釣れると思った釣りを経験則関係なく押し通せた点が挙げられます。
ステルスペッパーのシェイク巻きなんて今まで釣った事ないし。笑笑
しかし、もっとメスのバスがどこにいるか真摯に追い求めても良かったのかなーとも。
優勝者の方はシャローにオスしかいない事をサイトで把握しており、経験からメスはちょっと沖をウロウロしているだろうと予測。
そこでカバースキャットの釣りを試したらめちゃくちゃハマった!という釣りだったそうです。。
自分も判断能力を磨くため、あと単純に引き出す為にサイトの勉強をしなくてはなーと感じました🤔
多分5月は参加できないので、6月かな!
今年から伊庭内湖エリートに本当に楽しませてもらってる!月一の楽しみです🙌
伊庭内湖ローカルトーナメント 第1戦 〜本番〜
迎えた本番。
天気的には春爆の予報。
意外と全体的に釣れちゃうんじゃないの?という予感がした。
○釣りデータ
※気温とかは結構アバウトです。
天気:雨(南風の超強風)
気温:11-16℃ぐらい
水温:13.5-14.5℃
水位:普通ぐらい
試合時間は8-15時。
まずはボート屋前の葦の岬でタイニークラッシュ(ドックウォーク)。
オスっぽいあたりを得るものらず。
続いて下流方向。
ボート屋1本目の橋〜2本目の橋をスピナベ、ジグストで流すも不発。
少し岸から離れたマンメイドストラクチャーがあったのでタイニークラッシュを通すと、もんどりバイト!……ものらず。
フォローも効かないが、割とポジティブなメッセージと捉え、対岸のインサイドへ。
ルアーはタイニークラッシュ。パラ葦の中をスローにチョンチョンしながら引いてくると自分の目で見えないレンジでバイト!
これがバカデカくて、キャッチした瞬間周りの目を気にせず吠えた。
ライブウェルに入れた後、興奮しすぎてキャストが定まらない。笑
(やっぱ試合って楽しい。)
しかし、前日プラで釣れたストレッチと一緒だったため、折り返してもう一度流す。
今度はマコモの周りをジグスト(マスタージグ9g+エグチャンク3.5in)で。
マコモの中をふわふわさせながら引いてくると、ラインが絞り込まれるようなバイト。
ヘビータックルでゴリ巻きして、無事ネットイン。
これもデカすぎて吠えまくる。笑
その後は
②マコモorパラ葦
③中層ゆっくりふわふわ
をキーに釣りを展開していったが、オスの威嚇バイトがなかなかフックアップせずに追加なしで終了。
ほら、こういう時って「どうせみんな釣れてるんでしょ…。」っていうメンタルになりやすい僕だから。
「リミット取れなかったし、多分負けたわー」としか思っていませんでした。
しかし全体を見れば3本のリミットを釣ってきた人が誰もいなくて優勝。
嬉しくて顔面クシャ男。
開き直ってたとはいえ、釣り方が漢すぎる。。
考察・反省としては、ダメで元々なので自分の釣りをしようとしたことがすごく良かった。
多分、ちょっと前の僕だったら、今日みたいな日はスピナベ投げてダメだったら、すぐにネコリグ・ジグヘッドワッキー投げてる。本当に成長したな……。
逆に矛盾しているようだけどもうちょいオスを釣るパターンがあると3匹揃えれたかなーという気がする。
試合当日だったら、ジグヘッドワッキーをアシの中でふわふわしたり、ボトムでシェイクをしていたら、後1匹も釣れていたかもしれないですね。
今年はこのトーナメントとでロコアングラーの方々に胸を借りるつもりで勉強させていただきます。
伊庭内湖ローカルトーナメント 1戦目 〜プラ編〜
※一度書いた下書きが消え、萎えてだいぶ手抜きです。
3/28(日)に伊庭内湖のローカルトーナメントに参加してきました。
今回はその前日プラクティスの模様をお届け!
○釣りデータ
※気温とかは結構アバウトです。
天気:晴れ(午後から強めの南風が吹いた)
気温:7-16℃
水温:13–15℃
水位:ちょい増水(野村比較)
釣れたバス魚は以下の通り。
バイトがあったルアーは
・エスケープツイン4gテキサススイミング
・マスタージグ9g+エグチャンク3.5in→40cmちょいのオスが釣れた
所感としては以下の通り。
・もう早い個体は産んでるんじゃないか?
→先週の時点で水温が14℃だったことから
・プリの個体がなかなか口を使わない状況
→風が吹いても巻物で反応しなかったため。
・パラ葦、マコモ(葦の手前に生えている背の低い水生植物)の中でベットを作るのではないか?
・スポーニングに絡んだ魚は、中層をゆっくり水押し強めのルアーで反応する。
・多分そこまで全体的に釣れない(といいな…)
以上から私が導き出した答えは。。。
「とにかくオスでもいいから1匹釣ろう」
強いルアーを弱気な姿勢で貫き通すことを決意したプラクティスでした。
ダメで元々
俺は才能があるんじゃないかと思い込んでいた時期もありましたが、これまでの人生で出会った素晴らしいバスアングラーと自分を比較すると、本当に自分には才能がねーなー。と今では茶でも啜りながら考えるぐらいには、深く自覚しています。
ていうか今までの人生、基本最初からすんなりとできたことなんてほとんどなかったので、多分何をやってもそういう感じなんだろうな。
別に悲観しているわけではなくて、この心のどこかにある劣等感は、自分の釣りのベースになっていて、自分に謙虚さと丁寧さを生んでいると感じます。
俺はテキトーにやっていると1匹も釣れないんだと思うからこそ、ボートポジションを丁寧に置くし。
釣り方を覚えるのも早いわけではないので、ならば自分の釣りを全力でしてダメだったら仕方ないなと思えるし。
そして、ハイシーズンにノーバイトノーフィッシュを食らったとしても、
「ま、俺なんて元々こんなもんだからな」
と思えるからこそメンタルノーダメージ()。
最後のは人にとっては逃げじゃんと思うかもしれませんが、僕にとってはそれが精神的な柱となり、向上心の元になっています。
以上の考え方がここ一年ぐらいで定着してきて、なんだか今シーズンのバスフィッシングは自分にとってピュアな気持ちで望めそうなんです。
3月21日(日)に行った今シーズン初の伊庭内湖も、純粋に自分の考えをぶつけて魚を探せることができて、確実にメンタルが成長しているなーと感じました。
タイニークラッシュLF(ローフローティング)はリザーバーで投げまくってましたが、1匹も釣ったことありませんでした。
チョンチョン動かしてカバーの中からもんどり打って出てくるバスの姿は、脳汁生成ポイント高めです。
ちなみに色々チューンしてます。テールをワーム素材に差し替えたり、ウェイトを調整したり。この自由自在感ハマりそう…。
春カラーのルドラSPでも。
タイニーフィッシュがインサイド一歩手前のパラ葦で釣れたので、「これ一歩手前にメスが浮いてるんじゃね?」と投げるとストップ&ポーズですぐに釣れました。
こいつもオスだけど。
満足いく魚は釣れなかったけど、自分のこれで釣れるんじゃ?という考えを釣り場で押し通せたのは、最近のメンタルの充実が大きいです。
必ずしも強い気持ちを持ち続けることが、プラスに働くとは限らないとは4−5年前だと思えなかったなー。
今年は伊庭内湖のローカルトーナメントに一年間通して参加したいなーと思ってます。
伊庭内湖のローカルの凄腕のみなさんよろしくお願いします。
今シーズンどんな釣りができるか非常に楽しみだ〜。
初春爆〜クリスタルSのアームを添えて〜
1,2月とリザーバーに通い詰めて、バスのポジション・魚の動きがなんとなく掴めてきた3月中旬。
ついにその日は訪れました。
都市伝説だと思った春の大釣り…。
開始の合図は釣行前日の暖かい大雨でした。
水温は8−9℃。水はいつもよりもだいぶ濁っている。
未だこの水温で大釣りを経験したことがない。
最初はいつもより少し上流域を流しながら季節の進行具合をチェックし、そこまで魚が動いていないことを確認。
そして、本命エリアに差し掛かったところで中層約1mをゆっくり泳がせていた僕のクリスタルS1/2ozに船縁バイトが!
49.5cm/2100g。
バスのポジションは二週間前にきた時と全く変わっていない。
ただ濁り水と程よく吹いている風がバスに簡単に口を使わせていました。
「これは全て揃っているのでは……?」
そう思いつつも本命エリア以外もチェックして何もないことを確認すると、ここから怒涛のラッシュ。
46cm/1600g(ぐらい)
50.5cm/2000g
そしてその後、キャスト時に数多くの魚を釣れてきてくれてたクリスタルSのアームが折れる。
しかし、なだらかなシャローをクリスタルS・シャローロール3/8ozをゆっくり巻いていると締めの1匹が!
52cm/2400g。
もはや、一緒に乗っていた友人も何も驚かなくなっていた。。
友人もスピナーベイトを投げていたのですが、クリスタルSなどの強く水を押すタイプではなく、少し弱いモデルを普通ぐらいのスピードで巻いていました。
その結果、4−0の差がついたのでやっぱりルアーのレンジ・強さ・スピードが合っていないと釣れないんだなーと。
こういう条件が揃った日って他のフィールドでも結構経験していますが、何度も裏切られてきたんですよね…、そういうこと。。
今までアプローチとバスのレンジがわかっていなかったのねー。
ちょっとしたことで差がついてしまうのは時に残酷でもあり、バス釣りの面白いところですね。
しかし、ずっとできそうでできなかった春爆を体験できて本当に嬉しい。
生きている間にあと何回経験できるんだろうか…。
死ぬまでバスフィッシングができる環境と身体を作るしかないな。
真冬のリザーバー修行
みなさま明けましておめでとうございます(死ぬほど遅い)
毎日仕事でボロ雑巾のように疲れていますが、それでも休日には必ず釣りに行く日々を過ごしていました。
そんな最近の練習場所は、地元のリザーバー。
(ローカルの人が大事にされているフィールドなので名前は伏せさせていただきます。)
僕が通っているリザーバーは少し特殊で、一年の中でもっとも水温が落ち切る1月上旬からバスがシャローに見え始めます。
これこそまさに自分がリザーバーに通わなければならないと感じた理由で、釣りの時間のほとんどをサイトフィッシングの練習に費やしました。
もともと、油ヶ淵でサイトフィッシングばかりやっていたのですが、ボートのサイトフィッシングには苦手意識があり、それを克服しなければ次のステップに行けないなーとずっと思っていました。
周りの人からは「あそこの見えてるやつ釣るのめっちゃ難しいと思うよ」と言われましたが、
自分の中で求めていたのは結果よりも、サイトフィッシングをやり続けることで得られるスキルアップです。
バスをビビらせないボートポジションだったり、頭で考えてではなく瞬発的にいい位置にルアーを落とせるアプローチだったりが自分のスキルからぬけているなぁとすごく感じていたので。
しかし、本当にリザーバーの見えているバスたちは手強くて、、、笑
(上から1月中旬、1月下旬、2月下旬に釣ったバス)
これ全部ブラインドです。笑
先ほども記述した通り、ほとんどの釣りの時間(8割ぐらい)サイトフィッシングしていたのにも関わらず。。。
しかし、逆にサイトばかりに拘っていたからこそ、アプローチが以前とは比べ物にならないぐらい丁寧になったなーと実感していますし、実際最初の頃よりもチャンスは作れるようになったなぁと実感しています。
ひとつの場所に二週間以上連続で行ったりとかも本当に久しぶりだったので、新鮮な気持ちで真摯に釣りと向き合えたいいウィンターシーズンでした。
今年は自分の中にある「壁」を破れるように、楽しんで努力したいと思っております。
ああ、もう釣りに行きたい。、。