野村勇輔・バス釣り

バス釣りについて深く考えるブログです

伊庭内湖エリート5月大会

少し時間が空いてしまいましたが、5/8(日)に伊庭内湖のローカル大会である

「伊庭内湖エリート」の5月大会にエントリーしてきました。

 

この試合は、参加人数は毎回10−20人の規模なんですが、毎月開催というアグレッシブなノリで行われている大会です。

参加もその日に「出たいです」と言えば出場というフランクな感じなんですが、みなさん真剣にバスと向き合っていて本当に居心地がいい大会です。

 

今回はプラなしで挑んだんですが、SNSでの釣れている映像を見ていると結構バスがスポーニングから回復してきているなという印象があったため、アフター回復の釣りをメインにしようということは決めていました。

 

具体的にはライトテキサスや、ノーシンカーのフォールの釣り。

回復傾向のバスが浮きたがる背の高い葦の株に、ザリガニがリンクするんじゃ無いかと踏んでいました。

 

※最近の自分はバスを探す手がかりをつけやすくするため、釣り方を決めて広い範囲を見ていくことが多いです。

 

しかし、この日は北風の冷たい風が強く吹いており、気温も前日から7℃近く下がっていました。

この影響で自分が思い描いていたプランが全く機能しなくなっていることには、開始してからは気づきもしませんでした。

 

最初はバルビュータ3.5in、5gテキサスで葦やマコモを撃っていったんですが、ショートバイト一回のみ。

10時を過ぎたところで「これはまずい」と思い、ルアーをエスケープツインの7gテキサスリグに変更すると、少し水深のあるアシの前で着底バイト!

40アップのナイスキーパーが釣れました。

「割とストンと落とした方が食うのかな?」と頭をよぎりましたが、

メインの釣り方まで変えるのには至らず、その後ももう一つの打ち物軽の竿にバルビュータのテキサスリグを結び、カバーを打っていきました。

 

12時ぐらいにすぐに移動した本湖上流の倒れているアシの中にリグを入れて、カバー直下で誘っていると、全然ルアーを引っ張らないバイトが。

35ぐらいの体力がなさそうなバスが釣れました。

しかし、このバスで最後。

あとはエスケープツインを打ち続けるも、何にも手応えがないまま終了しました。

 

※写真は強風で前髪が煽られ、禿げ上がっているみたいで嫌なので載せませんw

 

結果は釣った人の中で一番低い順位(泣)

8位で敗戦となりました。

 

本当に結構厳しいコンディションだったと思うのですが、ブラインドでもサイトでも釣る方はスコアを積み重ねていました。

 

その中でも、リアクションがキーだったという方が多く、ルアーをピュッとバスの目の前に素早く落とし、スッと目の前でしゃくる釣り(ブラインドですよ)をしてバイトを量産してたようです。

 

優勝された方もこの釣り方だったようで、特別にシークレットリグをメンバーにだけ公開してくれたのですがかなりクセが強いセッティングで衝撃を受けましたw

 

本人曰く「ジャブジャブリグ」だそうで、ワームを選ばないとすぐにワームとシンカーがすっ飛んでいくらしいです。

 

そりゃあそうだわな。。と思ってしまうのもわかるぐらいのクセでした。

あれはすごいわ。。。。。

 

反省として、今までリアクションの釣りを全くやってこなかったことが仇になったなという印象です。

今までサイトで何やっても食わんときに試すぐらいでしたが、ブラインドでもこのような冷え込んだタイミングではかなり強くなることを初めて体験しました。

逆に今まで開けようとしてこなかった方向の扉なので、この釣りを極めればもっともっと釣れるバスが増えるようになるんじゃないかとワクワクもしました!

 

あと、近年自分の考えがぶれるのと、釣れない要因の切り分けができなくなるのが嫌で、「最初に考えた自分の釣りを1日押し通す」というのを意識していましたが、そろそろその癖も抜けてきたのでもうちょっと柔軟にバスのコンディションを読み解きながら釣りをしてもいいのかなと思いました。。。

「1時間に釣りの方向性を変えることを検討する」とか

決まり事を作って実行していった方がいい気がします。

 

まだまだのびしろしかないわ!

 

👋

 

この季節

昔は苦手でどうしたらいいかわからなかったこのポストスポーン〜アフター回復までの時期。

 

ここ数年の伊庭内湖修行の成果かだんだんバスの行動を理解してきました。

 

SNSでいろんな方の釣れた動画を見て、

「ここでこの釣り方で釣れるってことはアフター回復しはじめてるのかな…?」

とか

「まだ内側で釣れてるって事はメスが外に動こうとしてないな…」

等、推測を立てて自分の情報として消化できるぐらいにはなってきました。

 

(その推測の精度はちょっと荒いと思いますが…)

 

これが出来るようになったのはプリスポーン〜ミッドスポーンのベッドフィッシングをやるようになったから。

俗にいうネスト撃ちってやつです。

 

理解すればするほどつまらなくなりますし、バスを虐めてる気分になるのでやる気は無くなりますが、

春のバス釣りが上手くなりたいんだったら、絶対に経験した方が良いです。

 

あまり多くを語る事はまだ出来ないですが、百聞一見にしかずってやつです。

あーこういう風に動くのね。というのがわかるとブラインドの精度も上がる。

バスが見えやすい所だと、産んだ後のメス・オスの動き方もわかるようになってきました。

 

ちなみにこないだキャッチした油ヶ淵の50upは狙い通りスポーニングエリアに留まっているアフターのメスをキャッチ✌️

(サイトじゃないよ)

 

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この時期のアブラでボトム系の釣りで沢山釣るローカルアングラーの方がいるのですが、その方が釣れる理由がやっとわかった気がします。

 

アブラにも伊庭内湖の考え方が通用して嬉しいです🙆‍♂️

 

あとはこいつらを効率よく釣っていける釣り方を追求していきたいです!

 

伊庭内湖エリート2022年4月大会

こないだのブログで

「今年は伊庭内湖は行かない宣言」

をしていた野村ですが、早速破ってます。。

 

まぁ、人の考えって変わりますからね()

 

4月の上旬にツレと仕方なしに行ったら、試合したくなっちゃったんですよね…。

まぁ行くんだったらそれでメリットあるんで。

楽しんでやりたいなと思います。

 

ガッツリプラも入ってる今回のプラは、全然釣れませんでした。

3バイトノーフィッシュ。

ただし、サイトフィッシングではバイトを吐かせてます。

 

サイトだったら全然釣れるな…という印象。

ただ、全体的にバスが産気づいており、ブラインドでの釣りをやるとかなり効率が悪いと感じました。

翌日が雨も降る予報だったのでサイト以外の釣りをメインに釣っていきましたが、確実性のある釣りは1つしか見つけることが出来ませんでした。

それがタイニークラッシュのデッドウォーク。

去年の3月大会で優勝したときの釣り方です。

その時と同様にめっちゃスローにネチネチ動かさないと反応してくれませんでした。

 

当日は、メインがタイニークラッシュで、11〜12時まで何も釣れなかったらサイトメインに移行しようと思ってました。

 

迎えた当日。

 

タイニークラッシュとジグヘッドワッキーでスポーニングエリアを釣っていきますが、中々バイトがない。

そんな中で来た貴重な45クラスのバスのバイト。

手元でバラらしましたw

 

この後はバイトが遠のき、しのぎのサイト展開へ。

ボート屋前でタイニーもちょいちょいやりながらサイトフィッシングを敢行。

これがやろうと思うとなかなかスポーニングベッドがないんです。笑

最終的にはタイニーを手放して必死にサイトフィッシングをして、2本のバスをキャッチ。

 

これで試合終了です🥲

 

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結果は4位(18人中)。

 

キツかったですが、なんとか踏ん張ってサイトフィッシングしたのが良かったみたいです。

 

そのあとの皆さんのコメントで感じましたが、完全にエリアを外してたなと…。

 

スポーニングを意識したバスっていうのは、産卵前後は割と釣れるのですが、

(流石に産む寸前はルアーに見向きもしなくなる)

産んでから1週間ぐらいは本当に難しくなります。特にメスは。

僕が今回釣ってた上流エリアに関しては完全に後者。

前者の釣りやすいバスを釣るんだったら完全に下流エリアでした。

 

その要因を作ったのは、自分の釣り方に対する固定概念。

ジグスイミングとタイニークラッシュで魚を探していくプランでしたが、それで魚を騙すにはマコモ、パラアシの中といったベッドを隠してくれるカバーの中でないと釣るのは難しいと考えていました。

しかし、下流で釣ってた友人はアシの手前のオープンエリアをタイニークラッシュで釣っていたので、そういう事ではないんだなと理解しました。

「どんなカバーか、景色か?」ということよりも、

「どんな状態のバスか?」を常に見ながらバスを釣っていく必要があるなと再確認できました。

 

やっぱりこの伊庭内湖エリートはみんなが正直にコメントしてくれるので、かなりスキルアップに繋がりますね☺️

 

もう来月以降も出ちゃいますよ〜。

 

 

 

 

今年はリザーバー練三昧の予定

 

今年は本業であるSE職の勉強・個人開発に集中してるので、釣行は地元のリザーバー中心になるかと思います。

 

伊庭内湖エリートにも出たいですが、後々の自分の将来の為にも今は他の事を頑張る時期。

 

それまでは苦手なリザーバーの釣りを学ぶために地元でしっかりと釣る力を付けたいと思います!

 

そんな僕が練習している地元のリザーバーは決して簡単とは言えないフィールドです。

 

何も考えずにやってると厳寒期には普通にデコるし、バスの数もそんなに多くありません。

 

ただ良い条件に当てはまった日は反応が露骨に良くなるので、釣れる釣れないの条件の切り分けがしやすく、比較的クリアな水質も相まり、魚の習性を覚えるにはかなり練習になります。

 

2/27には待望の初バスがPFのスモラバで…。

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まだまだ冬!みたいな天気の日の1番暖かくなったタイミングで日当たりの良いカバーに付いてました。

 

3/4にはミドストで!

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去年の早春に見つけたミドストをバンク〜ファーストブレイクにかけてカーブフォールする釣り。擬音で言うと「ヌーン」みたいなバイトが逆に気持ちいいんすわ。

 

両方の魚、去年の釣りの復習の様な釣れ方でした。

ただ、やっぱり2500g以上のスーパービッグは出そうな感じではないですね…。

 

メスは一段下?あるいは中層…かな?

 

一歩ずつ、一歩ずつ理解していく感じがめちゃくちゃ楽しいです。

 

やっぱり僕はひとつの場所に通いこんで行く方が好きだな。

 

リザーバー練で感じた事、テクニックがあればまたここで共有したいと思います。

また👋

 

【タックルデータ】

① パワーフィネス用

rod:リボルテージ RV-S68MH+

reel:タトゥーラ LT2500S-XH

line:シーガ完全シーバス(ステルスグレー)1.5号+グランドマックス3号

lure:デビルジグ4.5g+ヴィローラ2.8in

 

②ミドスト用

rod:フェンウィック ACES64SXULJ

reel:セオリー 2506

line:フロロリミテッド 3lb

lure:ヴィローラ2.8in + ヴェスパ1.3g #3

 

 

 

 

 

冬練リザーバー 2022

今年の冬も例によって地元のリザーバーに通い込んでいます。

 

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ただ、今年は本当に釣れん。

去年釣れた魚の解像度が物凄く低かったと反省してます。

自分が追ってる逆方向の魚もしっかり居るという事です。

 

こないだの日曜日も晴れ時々雨・みぞれ&爆風という地獄コンディションの中行ってきましたがノーバイト。

 

さすがに環境的にキツすぎるね。って事で同船者と話して13時過ぎに早上がりしたんですが、

 

同じリザーバーにまだ1人浮いてました。

 

その日初めて会った方で、湖上で少しお話ししたんですが、その日の二週間前にロクマルを釣ったんだとか…。

釣行日数も異常で、今週は3.4日浮いてるとおっしゃっていました。

 

僕よりも明らかに年下のアングラーでしたが、、自分の火が強くなるのを感じるぐらいには影響を受けました🔥

 

釣りも仕事も魚で感動できる為にもっと頑張ろう。

 

 

 

自分の変化

今までの人生、僕は大工の息子でありながら、物を作るという事にストレスしか感じませんでした。

 

しかし最近は、金がないのも相まって、自分の釣りの環境を整えるために色々なものを作ってます。

 

ガレージを釣具屋っぽくしたり、、

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ラクティス(通称:ノムティス)の後部を二段構えにしたり、、

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こういう系が得意な仲間(実父含む)に相談しながらではありますが、

自分で物を作るという行為は、完成後の充実感が半端なく、だんだん好きになっている自分に驚いています。

 

それはおそらく今のSE(システムエンジニア)という職業で以下の能力が身についた事が大きいと思います。

 

①モノを自分で生み出す楽しさ

②計画性の向上

③人に相談する能力

 

少し前までの仕事観は、

「人生好きな事、興味ある事だけして暮らしていけるのがベストだなぁ」

ぐらいでしたが、

 

「好きじゃない事から得られる新しい体験・能力も悪くないな」

と思うようになってきました。

 

ここ1-2年で色んな価値観の変化がありましたが

 

人生純粋に面白いです。

 

 

松下雅幸さん

今から2年とちょっと前です。

 

自分が失意の底にいる時、

もう何も出来ないんじゃないかと思った時に

 

電話をかけてきてくださったのが、同じ愛知県出身のバスプロの松下雅幸さんです。

 

23歳ぐらいの頃、Bassmasterトーナメントにコアアングラーで出場した時に一緒に釣りをさせてもらったのですが、

ビジネス的な繋がりがあるわけでも、

僕が松下さんに何かを返したわけでもないのに、

わざわざ電話をかけてきて励ましてくれました。

 

「絶対にこのまま諦めちゃダメだよ」

 

一度でも心がズタボロになった経験がある方は多少わかってくれると思うのですが、

 

こういう時、勇気を貰える言葉をかけてもらっても、中々スッと入ってこないものです。

当時は「俺なんかに時間を割いてもらって申し訳ない」とも思ってました。

 

しかし、立ち上がった今ではずっと僕の背中を押してくれています。

 

本当に嬉しかったです。

 

そして、その言葉を1番体現されているのが松下さん自身だと思ってます。

 

一度、資金難を理由にアメリカトーナメント参戦を中断していても、

なお、再度チャレンジしてオープン優勝(クラシック参戦権)・エリート参戦権を掴んでいます。

 

僕にとってはエリートシリーズに出場している日本人の中で1番勇気を貰える存在です。

 

そんな松下雅幸選手ですが、

現在開催されているBassmaster エリートシリーズ第1戦で3日目が終了した時点で3位と完全にブチカマしています。

 

トーナメントリーダーの方とは約6lbの差があるのですが、フロリダのムラっ気と爆発力を考えれば捲れない差では無いかと…。

 

デビュー戦で優勝すれば、MLFに移籍した大天才 ジェイコブ・ウィラー選手以来の快挙となります。

(まぁあの人はその前にもFLWで賞金を稼ぎまくってたのでルーキーとは呼べる存在ではなかったのかもしれませんが)

 

僕は、僕自身のやりたい事のためにbassmasterのLive中継を最後まで観る事は出来ませんが、

本当に心の底から応援しています。

 

幸運を祈る🤞